今週のお題「読書の秋」

最近、義父からお下がりの単行本を譲り受けることが多く、義父は元国語教諭で、読書好き、齢80を過ぎても話題の本は欠かさず買って読むため、一回読んで終わりは寂しく思うのだろうか。

 

私もここ数年、家事やら子供の発達の本ばかり読んでいたので、いや正確には目を通していた程度だが、厚さ5センチくらいの新刊話題作、と渡されたところで、

 

こんなん、いつ読むの?

 

と引いてしまい、初めに渡された『蜜蜂と遠雷』は、読書する友達に貸してしまったが、そう何でもかんでも人に回すのも気が引けて、次に渡された『デンジャラス』は海水浴に行って浜で家族が泳ぐのを遠目に見ながら何とか読破することができた。

 

文芸書の単行本を読み切るという久々の体験は、本当に充実感があり、また読書の時間はいくらでも作ろうと思えばできるものなんだと感じた。いつもは使わない脳を使っている感じ。

 

10月になり、日も早く落ちるようになってきた。

今年は、『読書の秋』と洒落込みたいものだ。

ちなみに今は森絵都の『みかづき清水潔の『桶川ストーカー殺人事件』を読んでいる。

(後者は自分でAmazonの古書を購入した)